最近よく耳にする、ビジュアルプログラミング言語って何?「ビジュアルプログラミング言語」とは、プログラムをtextで記述せず、「グラフィックシンボル」を配置することでプログラムが形成されるプログラミング言語です。視覚表現でプログラミングが可能なんです。
プログラムというとこんなのを思い浮かべるけど・・・
・C言語
・C++
・PHP
・Perl
・Ruby
など、まあいろいろあるわけなんですが、この当サイトもPHPというプログラムで動いています。これらのプログラムは、text記述されています。ここで何言ってるか分からないという方。大丈夫です。私も分からないので、大丈夫です。
text記述の例
例えばこんな感じです。text記述と言うのは、文字や記号を組み合わせた下記の様なものと思ってください。
ビジュアルプログラミング言語の例
例えば、↑のような動きを書いた「シンボル」を並べていくことで、動きや音楽を制御することが出来ます。「10歩動かす」「15度回す」・・・などと書かれていますね。左に並んでいるこのシンボルを右に移動するだけ。
この様にイラスト組み合わせるだけでプログラムを作ることが可能です。
難しいプログラム言語を知らなくても、見た目で分かるプログラム言語と言ったら良いのかな?
このプログラムは、「Scratch(スクラッチ)」というビジュアルプログラミング言語を使って書かれています。
Scratch(スクラッチ)って?
8歳から16歳を主なターゲットとした言語です。世界で一番利用されている教育用のビジュアルプログラミング言語です。
メインキャラクター?はへんてこなネコ。自分で絵をかいたり写真を取り込むことも可能ですが、初めてScratchを触れる場合は、このネコを動かすかもしれません。
どこで開発された?
マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボで開発されました。150の国で利用され、40以上の言語に翻訳されています。
Scratchは無料で使用できます。(ダウンロード版とオンライン版あり)
Scratch:https://scratch.mit.edu/
日本語で使えるの?
特にオンライン版は作成したプログラムを共有する機能があるので知らない人に公開したり、違う国の人と繋がることも可能で、コミュニティも充実しています。翻訳されているので現在は日本語で使えます。
「Scratch」について意見公開などをする場は英語になっていますが、他の言語もこれは同様なので仕方ないとしか言えません。ただ最近は翻訳もPCで一発変換できますし、頑張って読むことで英語のスキルも上がると前向きに考えた方が良さそうです。
また、日本語も低学年のことを考えて、ひらがなでも利用可能です。実際に小学1年生の息子は使えました。今も2年生なのでひらがなで利用しています。
イラスト書くのも簡単、音声録音も可能!
イラスト書いたりするのも簡単です。また写真などの取り込みはすこし難しいとしても私と一緒なら問題なくできました。音声の録音に関しても、一度教えたら問題なく使いこなせていました。いろいろできて本当に可能性を感じますね。
保護者やユーザーの声、私の感想
SNSが普及しているけど、そんなSNSでのやり取りより、創造的な「Scratch」を通じてのやり取りに魅力を感じます。
プログラムを勉強させたいという親の気持ちと難しいプログラム言語はマッチしてなかったけど、このビジュアルにも分かりやすい「ビジュアルプログラミング言語」は学ぶ入り口としてはとても良い。
ゲームも作れるのですが、簡単に作れる割には凄く満足の出来でした。特に子供自身の作品ができたことに対しての達成感があって良いですね。
また作品は共有できるので、コメントを貰えたりするのでモチベーションも続きます。
幼稚園用ともいえる「Scratch Jr.」もある!
また、幼稚園用ともいえる「Scratch Jr.(スクラッチジュニア)」もあります。幼稚園児の娘にはこちらの「Scratch Jr.(スクラッチジュニア)」で遊ばせています。
「Scratch Jr.(スクラッチジュニア)」は、アプリになるので、タブレットで遊ぶのに適しています。良く分からないながらも4歳から遊ばさせていますが、十分一人で遊べています。
作品は比較的簡単にできて、こちらも娘が「ママ、できたー」と言って持ってくるし、嬉しそうです。幼稚園の子はココからスタートするのがお勧め!また、後日触れますが、「ビスケット」というプログラミングも幼稚園児にはお勧めです。
さいごに
当サイトはこの「Scratch」についての情報も書いていく予定です。
私もプログラム言語には疎いし、子供と一緒に勉強していくつもりで頑張りたいと思っています。
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